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講演における質疑応答の盛り上げ方

お陰様で外部向けに講演させて頂く機会は多く、今日も某事業推進協議会のイベントで講演をさせて頂きました。

講演を多く実施する中で面白い気付きがあるので紹介しようと思います。
まあ、タイトルにもあるのですが、講演の後、質疑応答の時間を設けても多くの人は質問をしません。
大体2人ぐらいでしょうか。
そして、勇気を出して質問された方も、うまく質問内容が伝わらず欲しい回答と違った場合でも自分の為にみんなの時間を奪うことを気にして、「ありがとうございました」と引き下がります。

これは日本人の奥ゆかしいところでもあり、もったいないところでもあると思います。
疑問に思っていることに対してそれを解決する回答が得られるのは、場合によっては講演内容よりも価値があります。如何にしてざっくばらんに聞きたいことを聞けるムードを作り出すか。私はずっといい方法がないか模索し、しっかりアイスブレークしてみたり、講演形式ではなく座談会のような形式にしてみたりといろいろ試してきました。

そして最も多くの質問が得られるのは、質問者を匿名にすることだと結論付きました。
質問を会場のみんなで共有する掲示板のようなツールがあります。ここに匿名で質問を頂く。
この形式だと止めどなく質問があふれるのです。これを実施してからというもの毎回100%、たとえ質疑応答の時間を多めに取っていても時間切れとなります。
でも、しっかり質疑応答した講演は満足度がすこぶる高いのです。
是非お試しください。

一度、質疑応答だけで1時間という試みをしたことがありますが、これも大変好評でした。

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