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コロナ禍で沸くゲーム業界

新型コロナの感染拡大によって多くの業界において業績が悪化し、冬のボーナスをカットする企業、早期退職を募る企業、週休3日・副業を認める企業等固定費削減を余儀なくされている企業が多い。
そんな中、私の周りの知り合いでも情報通信系、製薬系は好調で売上が数倍になったという声も聞こえてくる。

IT化デジタル化が一気に進むという観点だけ見ればよい点もあるのかもしれないが、少し気になるのがゲーム業界の業績が伸びまくっている点。
多くの人が在宅になりゲームをしているという事なんでしょうね。
任天堂は2020年4-9月期の純利益は2131憶円で前年比約3.4倍で過去最高との事。
任天堂ほどの会社が3.4倍ってとんでもないですね。

私も昔はよくゲームをやったもので、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーに冒険心をくすぐられわくわくしていましたが、最近のソーシャルゲーム(いわゆるスマホゲー)にちょっと危機感を抱いています。
基本無料・内部課金という仕組みでとにかく長期継続的にユーザーを維持することにあれやこれやと手を尽くしている。
またスマホという手軽さから多くの人が「暇潰し」にやっている。
この「暇潰し」が暇以外の時間も潰してしまっているように思う。
学生である息子も娘もいつみてもスマホをいじっている。
どう考えても勉強時間や人とコミュニケーションを取る時間が犠牲になっている。
これが全国的に進むと国全体の学力、コミュニケーション、仕事の生産性などに影響がでてくるに違いない。

私はVR事業にすごく興味を持っていますが、娯楽の提供は良く考える必要があるなと感じる今日この頃。
「暇潰しすぎ」になる娯楽を提供しすぎて国力が落ちたら本末転倒である。

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