政府デジタル通貨
中国が先手を打ったイメージの強いデジタル通貨。中国では現時点までの数か月で実証実験170億円、310万件の実績を作ったとの事で、世界で最も広く使われたデジタル通貨となっているそうです。
5万人にデジタル人民元を配布するという計画も進めているようで完全に先を行っていますね。
先進国もこれを受けて動き出しています。
カンボジアではブロックチェーン決済システム「プロジェクト・バコン」のホワイトペーパーを発表していますし、スエーデンも来年デジタル通貨を発行するとしています。
アメリカも「米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は10月19日、中銀デジタル通貨(CBDC)を「最先端で研究していく」と表明した。中国を意識し、消極的だった米当局の姿勢に変化がある。」とあり、世界的に一気に進んでいきそうです。
日本はと言うと21年春実証実験開始ということで期待したいですね。
外貨の取引も個人間でできるようになりそうな。
昔、TIMEという映画で『時間(寿命)』が通貨の代わりに扱われていて、そのやり取りが触れ合うだけで行われていた。
デジタル通貨が当たり前になったら、物理的なお金の受渡しというのはなくなり、スマートウォッチ等を触れ合わせるだけでやり取りするのが普通になっていくんでしょうね。
決済システムが効率化、世の中の変化が目まぐるしく面白い時代です。
誘拐や恐喝の仕方も変わるな、、、まあそれはまた別の話。