デジタル時代のキャンプブーム

2019年キャンプブーム再燃と言われていましたが、コロナの影響も手伝ってか、今、キャンプブームが爆発しているように思いますね。
キャンプ場の予約が取れない、、、
昔、お気に入りだったキャンプ場はもはや、予約開始５秒もしたらすべて埋まってしまう。

面白いのが、今のキャンプは一昔前のキャンプとは様子が違っている。
スマホの存在により、
・キャンプの様子をSNSに投稿したりこまめに通信する。
・リアルタイムに天気予報などをチェックする
・Netflixなどで動画視聴を楽しむ
・AirPodsで音楽を楽しむ
文明から離れた原始的な生活を楽しむものではなく、デジタルと共存している。
山奥にいながら私のAppleWatchはLINEやMessengerの通知でブンブン振動する。
在宅勤務が進んでいる今、ノートPCを持ち込めばキャンプ場で仕事することも可能な状況だ。

スマホは「孤独」の緩和にも役立ち、ソロキャンプの人口も増やしたように思う。
私自身、ソロキャンプなんて一切関心がなかったが、楽しそうだと感じるようになった。さすがに独りぼっちのソロキャンプの領域には達していないが、ソロキャンパー達が集まってキャンプする「ソロキャンプグループ」に関心が高まっている。
「ソロキャンプグループ」言葉だけ見ても滑稽な表現。ソロなのにグループ。
しかしそれがいい。それぞれの生活、食事、睡眠等誰に合わす事もなく個人で自由に行う。でもその自由の中で、作った料理のおすそ分けしあったり、時間がある時ダベったりキャンプ便利グッズを見せ合ったり、一緒に焚火を眺めてのんびりしたり、それがすごく快適で贅沢な時間の過ごし方に感じる。

デジタルがどんなに進化して便利になっても、人は人との触れ合いに価値を感じるものですね。仕事においても、オンライン会議で要件を済ませるだけではダメで雑談を取り入れるべきと感じます。